駅の自動販売機で切符買っていたら、どうやら左で買っていた子連れ家族、右の男女、いずれも「みさきまぐろきっぷ」を買っているらしい。快特に乗ったら、乗客がいたるところでまぐろきっぷのパンフを広げている。おいおい、これ全員マグロ目当てか?
ってかおまいら、そんなにマグロ食いたいか?(笑)(←あんたもだろ)
こいつらのせいでいったい何匹のまぐろさんがお亡くなりになっていることだろうか。(←だからあんたもだろっ!)
お馴染み、三崎口駅に着いた。
だがマグロ以外にやること、まあほぼ普通に観光と主尾根関連のフォロー調査、探索になるが、それもあるのである。なのでとりあえず、のりば2の城ヶ島行きバスに乗る。
人間しか写らないので画像はないが、タダで乗れるバス(まぐろきっぷ買っているので別にタダではありません(笑))はすし詰め状態、まさに井上陽水である。(また陽水かよ)
マグロに桜、休日が重なってこの人出だろう。快晴というほどに天気が好いわけではないが、マグロを食べるのに天気は関係ないということか。バスは増便しているようだが、焼け石に水 by François Ozonで激混みである。
何とか満員のバスに乗り込み、普段混んでいても立ったことのないような場所にずっと立って乗っていた記憶がある。途中で降りていった元気なお年寄りのグループも駅からずっと立ちっぱなしであった。誰も席を譲ろうにも譲れない混雑だったのである。京急さんもまぐろきっぷでがっつり儲けているのだからもっとバスを奮発すれば良いと思うのだが、三崎営業所の供給に限界があるのだろう、などとバスヲタなら言いそうだが知ったことか。
何とか満員のバスに乗り込み、普段混んでいても立ったことのないような場所にずっと立って乗っていた記憶がある。途中で降りていった元気なお年寄りのグループも駅からずっと立ちっぱなしであった。誰も席を譲ろうにも譲れない混雑だったのである。京急さんもまぐろきっぷでがっつり儲けているのだからもっとバスを奮発すれば良いと思うのだが、三崎営業所の供給に限界があるのだろう、などとバスヲタなら言いそうだが知ったことか。
それに加えて、このあたりを車を走らせた方ならおわかりになるだろうが、引橋前後の慢性渋滞である。国道135号がV字ターンしていて、両側から来た車が一斉に県道26号に合流する交差点である。そこまで駅から2km弱の登り坂、バスのような大型車はいちいち停止すると面倒なのだろう、一定速度で延々と時間をかけて上り続ける。まったくもう、よそ者がこんなところまで車で乗り入れるなよ。ってか三浦海岸からあっち回れよお前ら!とよそ者の私が言ってみる。
何にせよ一番迷惑しているのは地元の方々だろう。三崎の人たちが全員まぐろきっぷの利権(笑)にありつけるわけではないのだ。原発の地元が補償金で潤っているはずだから多少の被害はやむを得ないだろう、とか安全圏で語っているようなバカの屁理屈はここでも通用しないのである。
ヘトヘトになりながら城ヶ島に着いた。
三崎港辺りでマグロ目当ての乗客がだいぶ降りたので、バスの混雑は少しだけ減った。よしっ!(何がよしっ!だ)
そう、我々の三浦主尾根プロジェクトはここから始まったのだ!(番外篇でしたが)
城ヶ島はまさにこのプロジェクトの原点とも言うべき場所であるっ!(だから番外篇でしたが何か?)
まあ何にせよマグロとは直接関係ないので、城ヶ島の観光、調査探索関連のレポートはページを分けよう。
さて、観光、調査探索が終わったところでマグロである。マグロタ〜イムッ!(何だよこのノリは)
ってマグロ、どこで食べれるの?(知らないのかよっ!)
きっぷ売り場の脇にお店一覧みたいのが載っているパンフ(電車で見かけたやつです)があったようだが、不覚にもそれをもらっていないのである。だが大丈夫だ。こちらにはiPhone6という文明の超ハイテク利器がある。専用サイトでお店と混雑度がわかる様になっているのだ。これで検索しよう。どれどれ。。。
どこも混んでる。。。orz
いや実はこれはバスの中で既にある程度想定済みだ。車窓から見えるそれっぽいお店にはどこも行列ができていた。サイトもバス中で確認してある。だがこの時間(14時過ぎ)まで混んでいるとは若干想定外である。
この先も予定があるので、あまりマグロを殺戮食するのに時間をかけるわけにはいかない。島の中で済ますつもりだったが、何軒かあるお店もまだ若干混雑しているようだ。が、一軒だけ鉄板で空いているところがあった。「京急ホテル」、城ヶ島灯台の下にあるアレである。
決めた。(笑)
よそと比べて「空いている」という状況が若干不安だが、まあマグロはマグロだ。ホテルだしまぐろきっぷの胴元の京急さんだしハズシはないだろう。何にせよ並んだり待ったりするのはいやだ。
ホテルに付属しているものだが、お店の名前は厳密には「レストラン磯香瀬」という。
三浦砂礫泥岩互層(pdf)に打ち寄せる波を眺めながら、遠い海でお亡くなりになったマグロさんに思いを馳せて頂くのも乙だろう。(イヤな言い方するな)。
三浦砂礫泥岩互層(pdf)に打ち寄せる波を眺めながら、遠い海でお亡くなりになったマグロさんに思いを馳せて頂くのも乙だろう。(イヤな言い方するな)。
で、問題のマグロだが、出てきたのがこれ。
ここは食レポブログではないので詳しくは記さない。写真でご満足いただきたい。
見た目マグロ以外のものの比率が多いような気がしないでもないがまあいいか。3000円奮発した貧困相な私にとってこれはきっと豪勢なものなのだろう。きっぷでがっつり儲けている京急さんの本家本元である。これで元が取れていないだとかだったら次から横須賀線使ってやるぞ。(笑)
見た目マグロ以外のものの比率が多いような気がしないでもないがまあいいか。3000円奮発した貧困相な私にとってこれはきっと豪勢なものなのだろう。きっぷでがっつり儲けている京急さんの本家本元である。これで元が取れていないだとかだったら次から横須賀線使ってやるぞ。(笑)
私のためにお亡くなりになったマグロさん(だからその言い方やめろ)ですっかり満腹になった私は、前回は歩いて戻った城ヶ島大橋をバスに乗って渡る。言うまでもなくバスはタダである。(だからタダじゃないってば)
今回のみさきまぐろきっぷの利用目的は、お亡くなりになったマグロさんを食べる(やめろ)のが主だが、京急さんの電車やバスにタダ(ただではありません)で乗れるということにより主尾根関連フォローの調査探索の交通費を節約するというところも大きい。
だがまぐろきっぷの利用特典は他にもう一つある。「みさきまぐろ施設利用券」、現在は名称が変わり、利用施設も増えているようだが趣旨は一緒で、要は三崎周辺のレジャー施設をタダ(タダじゃない)で利用できるというものである。
だがまぐろきっぷの利用特典は他にもう一つある。「みさきまぐろ施設利用券」、現在は名称が変わり、利用施設も増えているようだが趣旨は一緒で、要は三崎周辺のレジャー施設をタダ(タダじゃない)で利用できるというものである。
温泉に入ったり、船に乗ったり、マリンパークに入場できたり、等々、色々選べるようだが、何にせよまだ主尾根探索のフォローが残っている。時間がない。施設を利用すると電車バスで移動する時間がない。電車バスで移動していると施設を利用する時間がない。うまくできているのだ。
油壺マリンパークなど久々に行ってみたい気もするがまたの機会にして、今回は極めて無難に三崎港バス停前の「うらり」で「お土産を買う」を選択することにする。
油壺マリンパークなど久々に行ってみたい気もするがまたの機会にして、今回は極めて無難に三崎港バス停前の「うらり」で「お土産を買う」を選択することにする。
お土産を買うところは正確には「うらりマルシェ」といい、いくつものお店が入っている。マルシェとはフランス語「marché」、そう、マーケットみたいなもんじゃな。(博士かお前は)。
盛況で例によって人しか写らないので画像は他にないが、ここで「まぐろラーメン」と「ところ天」をお土産にした。
「まぐろラーメン」は三浦海岸の駅前とかでこれみよがし(笑)に売っていて、以前より欲しかったものである。
建物の外のデッキから三崎の海、港を見ることができる。
観光船が出ている。施設利用券で乗れるはずだ。次来たときに乗ろうかな。(マリンパークはよ)
城ヶ島大橋の主尾根線に乗るために三崎の街を歩く。
三崎の市街の真ん中には北条湾という細長い湾が割り込んでいて、三崎港のバス停側から城ヶ島大橋方面へ向かうには、バスも歩行者もこの湾をぐるんと回り込まなければならない。同じような湾が入り込んでいる浦賀だと間に渡し船があったりするが、それがないのは湾の規模があっちほどではないということだろう。
その湾の根元のところにある三崎のメイン河川(?)狭塚川(さづかがわ)を渡る。
この川の存在のおかげで、主尾根が城ヶ島大橋の高台を通過すると設定したこのブログでは、引橋から三崎街道(県道26号)沿いを南下する主尾根線はまっすぐ市役所などのある三崎の中心街に進まず、途中で東にはずれ岩堂山を経由するコースを取ることになる。
自動車は橋をくぐって向こう側から橋に登るが、歩行者は手前のこの坂から乗ることができる。
そして現在、宮川町のバス停付近にいる。あとはタダ(じゃない)のバスで三浦海岸駅に出て桜を見て帰るだけなのだが、その前にひとつ、以前より気になっていたことがある。
岩堂山である。いや、岩堂山ではない。(どっちだよ)。
ご覧のように、岩堂山はぱっくり2つに割れた山の左側の山である。真ん中をバス通り、または登山路(笑)が通る。
ご覧のように、岩堂山はぱっくり2つに割れた山の左側の山である。真ん中をバス通り、または登山路(笑)が通る。
左側が岩堂山、
じゃあ、右側の山は何?(はい?)
じゃあ、右側の山は何?(はい?)
せっかくのいい機会だ(どんな機会だ)。亡くなったマグロさんをたらふく食べて(だからその表現やめろ)なめこさんは元気がありあまっている。
よし、ここはあの右側の山に登ってやろう。
よし、ここはあの右側の山に登ってやろう。
そのまま道を右(こちらがバス通りである)へ進み、登り口を探す。
あったあった。
登りきると神社がある。
由緒書などは無かったようだが、後で調べたところよると、通称?「八雲神社」、神奈川県神社庁によれば「神明神社」または「毘沙門神明神社」という。御祭神は、大日霊貴尊 、事代主命、素盞嗚尊。神様に詳しくない私は、最後の「スサノオ」だけはわかるのだが、あとは、大日霊貴尊=天照大神、事代主命というのは大国主の子ども、大国主が大黒様で事代主は恵比寿様のことらしい。恵比寿さんといえばバス旅お魚と釣り竿で有名である。つまりは海の眺めが良いこの場所でそういう神様だということだ。なるほど。
毘沙門というのはこの辺り、南下浦町の字名、近くにある白浜毘沙門天(慈雲寺)に由来するらしい。七福神尽くしだ。実に目出度い。いつもよりよけいに回そう(何を?)。ギャラは同じである(だから何の?)。
毘沙門というのはこの辺り、南下浦町の字名、近くにある白浜毘沙門天(慈雲寺)に由来するらしい。七福神尽くしだ。実に目出度い。いつもよりよけいに回そう(何を?)。ギャラは同じである(だから何の?)。
慈雲寺を含む毘沙門の中心は(多分)下のバス通りをさらに先(西)へ行ったところにある。っていうか逆に言うと岩堂山周辺が毘沙門から見ると奥の方にあるのだ。なので鳥居は向こう側、バス通りを少し先に行ったところにある。
そこから下りてさらに先、坂を下ったところにバス停がある。(ここで上のまぐろラーメンの写真を撮りました(笑))
「大乗」である。
この記事を書くまでは「だいじょう」と読むとばかり思っていたのだがそうではない。「おおのり」である。「だいじょう」だとカッコイイと思っていたが「おおのり」だと(いや皆まで言うな)
地名の由来はやはり情弱な私には検索したが不明。
地名の由来はやはり情弱な私には検索したが不明。
で、バスなんだが、さすがは三浦、それも三浦海岸行きである(?)。こちらにも書かれているが1時間に一本、いまからだと25分待ちである。ここは歩くか。(は?)
バスはタダだが(タダじゃありません)、この辺りをのんびり歩くのも悪くはない。なに、三浦海岸へ向かって歩き、バスが追いついてくる頃に適当なバス停から乗れば良いのだ。(なめこさん今までにそれやって、バス停とバス停の間で当のバスに抜かされたことが何度もあります(笑))
バスはタダだが(タダじゃありません)、この辺りをのんびり歩くのも悪くはない。なに、三浦海岸へ向かって歩き、バスが追いついてくる頃に適当なバス停から乗れば良いのだ。(なめこさん今までにそれやって、バス停とバス停の間で当のバスに抜かされたことが何度もあります(笑))
実はこの「大乗」、三崎の方から来ると「宮川町」の次のバス停、つまり宮川町を出てあの例の登山路兼バス通りで2つの山が見えている間、そして右折してから神明神社の脇の坂をくだるまで、一切バス停が無いのである。さすがは三浦、その間約2km、鉄道の駅でも首都圏ならば比較的長い間隔だろう。
のどかな道を歩く。
ガードレールに挟まれて間に立っているお地蔵様。だめだ、やはり最近は石塔や石仏のこういうシチュエーションに萌えてしまう♡(笑)
ガードレールに挟まれて間に立っているお地蔵様。だめだ、やはり最近は石塔や石仏のこういうシチュエーションに萌えてしまう♡(笑)
じきに次のバス停、「大原」である。
画像がないのでググストを貼っておくが、ここから先のこの道は凶悪なほど狭くなる。言っておくがバス通りである。
そもそもこのバスの経路はおかしい。なぜ海沿いの広い道路(県道215号、下図黄色いライン)を通らないで、わざわざ内陸に入り込んで狭い道を通るのだ?と、よそ者は思ったりする。岩堂山に寄るためか?だが先述の通り岩堂山にバス停はないぞ。
そもそもこのバスの経路はおかしい。なぜ海沿いの広い道路(県道215号、下図黄色いライン)を通らないで、わざわざ内陸に入り込んで狭い道を通るのだ?と、よそ者は思ったりする。岩堂山に寄るためか?だが先述の通り岩堂山にバス停はないぞ。
何のことはない、海沿いの道が後からできたのである。Wikipediaによれば海沿いの道路は毘沙門バイパス、それができるまでは、宮川町から先はこの内陸に入り岩堂山を経由するバス通りが県道だったのだ。つまりはそのときは、この凶悪に狭いバス通りよりも、さらに海岸沿いには最凶に狭い道路しかなかったというわけである。さすがは三浦である。(これ以上書くと三浦の人に怒られるぞ)
次のバス停、「毘沙門」についた。
この辺りが先程言った毘沙門の中心地なのだろう。慈雲寺もすぐそばである。
まだバスは10分待ちだが、そろそろめんどくさくなってきた。(書いてる方もめんどくさくなってきた(笑))
ここらでバスに乗ってしまおう。
ここらでバスに乗ってしまおう。
到着した三浦海岸駅、なんだか様子が変である(笑)。
看板が桜仕様になっている。かわいい。
結局河津桜は暗くなってから駅前のをチラ見しただけである。
夜桜かつ葉桜も悪くはない。
あとは真っ赤な京急さんで爆睡して帰るだけである。