せっかく神武寺駅で降りたのだ。ここは神武寺に登らざるをえまい。
神武寺の登山口は米軍施設とは反対方向なので、県道205号(金沢逗子線)をの方へ戻る。

原地形であろう、山の端っこである岩が見える。お猿さん3匹の庚申塔が立っている。
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岩の向こう側に神社がある。池子神明社
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例によって「縁起」がよく読めないので(笑)よそを頼らせていただこう。
神様のご紹介は大勢いらっしゃるので省略!(いいのか?)
だって、アマテラス、スサノオ、お稲荷さん、等々オールスターだぞ。文句があるなら「合祀令」を出した明治政府に言え。(笑)

社殿を再興した徳川家斉は一橋家の出身だが、後々水戸家と縁が深いのは、この池子が水戸藩初代藩主頼房の養母英勝院さんが建てた鎌倉の尼寺英勝寺(扇ヶ谷、太田道灌の屋敷があったところ)の寺領であったからなのだそうである、ということまではわかった。(笑)
なんともややこしい。

ということで、ここは地名としては先程の米軍施設と同じ、正真正銘の「池子」である。駅名の「神武寺」という地名ではない。だが神武寺駅は、1931年の開業時からこの名前である。なぜ池子駅にしない?責任者出てこい!

まあそこは以前もどこかで申し上げたように、あの京急さんのネーミングセンスである。お察しください(笑)

神社に上がってみよう。
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さらに上る。
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先程も申し上げたように、山の端っこ、そこそこに見通しが良い。
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尾根探索的に言えば、ここは、鷹取山三浦主尾根から分岐した神武寺尾根まさに末端の一つと言える地点である。
今ふと思ったのだが、この上にある住宅地を経由してうまく尾根をたどれば、神武寺尾根制覇じゃんということになる。住宅地からはこの階段を上れば、神武寺に通じる道があるらしいのだが、果たしてカタギが通行できる道かどうか。残念ながら地理院地図にはその道は描かれていない

そんなわけで、この辺りの地形のイメージが全く頭に描けていない現場のなめこさんは、とりあえず正規の登山口から登ればいいや、と県道を先に進む。

神武寺裏参道へつづく